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収入ゼロ!支払いができない!大阪府門真市A様

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妻が妊娠をきっかけに退職…

共働きだったのA様ご夫婦。家を購入する際、二人の収入をもとに住宅ローンを組まれました。少し背伸びをして、駅前の人気のあるマンションを購入されました。それから数年経ったころ、奥様が妊娠し、昔から体が弱かったこともあり、これを機に退職されました。この時点で、ご主人は漠然と将来に不安をおぼえられたそうです。ですが、生まれてくる子供のために、自分が頑張ればいいと考えておられました。

 

景気の悪化による会社の倒産

しかし、ご主人の不安は現実のものとなってしまったのです。景気の悪化を原因にご主人様の会社が、倒産したのです。ですが、会社の倒産を出産間近の奥様に伝えることが出来ずにおられました。それから無事に出産された奥様は、産後のために実家に戻られましたが、相変わらずご主人は奥様に会社の倒産を言い出せずにおられました。

 

住宅ローンの滞納

倒産の話は、就職先が決まったら、奥様に伝えると考えられたご主人。必死で再就職先を探されますが、やはり収入が前職に比べ、減少します。思うように就職活動が進みませんが、生活費や住宅ローンなどの支払いなどがあります。失業保険などで収入はありますが、そもそも奥様の収入が無くなったおり、すべてを賄いきれません。そこで、ご主人は、その場を乗り切るために、様々な金融機関でキャッシングをするようになりました。それを繰り返すうちに、限度額を超え、借入をすることが出来なくなりました。そして、住宅ローンの滞納が始まったのです。

 

奥様に現状を報告

どこの金融機関でも借入ができない状態になったご主人は、住宅ローンの返済とキャッシングの返済もあわせて任意売却をしたいと、当社までお問合せをされました。状況を把握した当社は、ご主人にまず、奥様に現状を伝えることを提案しました。というのも、このマンションの名義がご夫婦共有名義だったからです。かりに任意売却の目途が付いたとしても、共有者である奥様の許可を得なければ、売却することができません。ご主人と当社の担当者は、奥様のご実家にお伺いし、ことの顛末を奥様にお伝えしました。話を聞いてすぐ、奥様は任意売却に納得されました。奥様はなんとなく、ご主人が困っているであろうと感じておられたようです。

 

金融機関へ任意売却の交渉

ご夫婦二人の任意売却の意思確認がとれた当社は、金融機関へ任意売却の交渉を行いました。それから幾度かの打ち合わせ後、価格を設定し、販売開始です。すでに築後10数年が経過しているマンションでしたが、人気のあるエリアであることと、不動産相場が他のエリアに比べ高いエリアだった為、キャッシング分は残りましたが、住宅ローンの完済が出来る程度の価格で成約となりました。

 

任意売却後

無事に任意売却が出来た後、A様夫婦は、奥さんのご実家で新たな生活をスタートすることになりました。ご主人は無事に再就職先が決まり、お子さんと奥様のために、懸命にお仕事されています。残ったキャッシング分の返済は、月々無理のない範囲で返済を続けておられます。