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コロナの影響で事業が停滞・・・・・ 大阪府茨木市W様

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コロナの影響で事業が停滞し従業員の給与が払えない、住宅ローンにも影響…

大阪府茨木市で運送業を経営されているW様は、昔は会社の売上も良く収入もそこそこありましたが、経営と運送、配送業務等の長時間労働でご家族と顔を合わせない日々が多く続き離婚をされました。

 

その後、単身となられた50代後半ぐらいにコロナの影響で運送業が停滞し、売上は全盛期の6割ぐらいまで落込みました。しかし、責任感の強いW様は、従業員の給与が払えないと言えないので、従業員の給与を優先として住宅ローンや他の支払いを後回しにする日々が続いてしまったそうです。さらに、固定資産税やカードローン、消費者金融の返済までも滞納が続くようになってしまいました。

初めのうちは、住宅ローンは2カ月滞納し、1カ月を支払い、3カ月滞納し2カ月払いでごまかしごまかしで支払いをされていたそうです。住宅ローンの最初の滞納が償却されず遅延損害金がだんだん大きくなり、カード会社からは催促状が届き、従業員に給与が払えない状況となり資金繰りができなくなってきたことから任意売却無料相談窓口にお問い合わせを頂きました。

 

私たちが面談させて頂いた時のW様は、これから先どうして良いかわからないという不安な様子でしたので今までの経緯やご希望をお聞きし、任意売却と個人再生等による債務整理のご説明をしました。任売売却を行うことによって支払いをやめ、今後の弁護士費用や生活費を蓄えていただくこと、日常生活に影響がないようにご理解を頂くことから提案をさせて頂きました。

他債務額の確認と、固定資産税等の滞納額の合計は本人が把握している額より大きな額となっていました。固定資産税の滞納に関しましては市役所に分割で少しずつお支払いしていくことをW様に交渉して頂き、他債務額や会社の債務整理はご紹介させて頂いた弁護士と進めて頂くことにしました。私たちは、債権者に任売売却の交渉をさせて頂き、交渉後に任意売却に向けての査定の依頼を受け、適正価格を算出いたしました。

 

債権者が出してきた販売価格は物件が相場より高いということもあり、最初は非常に苦戦しましたが、債権者に何度も交渉し適正価格まで価格を調整することに成功しました。その後は、物件の周辺相場より安いこともありご自宅は無事に任売売却をすることができました。

現在W様は、ワンルームマンションで一人暮らしをされており、ご紹介させて頂いた弁護士と債務整理をしながら新生活を送っておられます。