頭金0円で自宅購入
30代前半で自宅マンションを購入したDさん。当時、預金はほとんどない状態でしたが、不動産会社からは、「諸費用も含め住宅ローンが組める」と説明を受け、住宅ローンを申込。すると2~3日後に、ローン承認の連絡が入り、マンションの購入をされました。当時すでに、Dさんには正社員として働いておられる奥様がおられ、住宅ローンを返済できる世帯収入でした。
奥様の退職にともない収入が半減
しかし、自宅購入から3年が経ったころ、Dさんの奥様が体調を崩し、これを機に勤め先を退職。その後、入退院を繰り返す状態となりました。これまで、夫婦二人の収入がDさんお一人の収入になり、奥様の通院費などが追加で発生するなどで、一気に家計が悪化。生活費が苦しくなると、様々な金融機関で借入をし、借りては返し、返しては借りるという状態へ。そして、最後には住宅ローンも含め、返済が出来ない状態へ陥りました。そんなころに、当社をホームページでお知りになり、お問合せを頂きました。
任意整理と任意売却
多重債務に関しては当社の提携している弁護士を紹介。任意整理にて債務の圧縮を行いました。自宅マンションは、借入金額が販売価格を大きく上回る債務超過状態だった為、金融機関と交渉をし、任意売却に取り組み、無事に成約。残った残債務は月々無理のない範囲で分納となりました。その後のDさんですが、決して楽な生活では無いそうですが、奥様の体調が徐々に良くなってきたそうです。