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コロナで経営している飲食店が閉店。三重県鳥羽市K様

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【コロナ】の影響で自宅が競売に!

三重県鳥羽市にお住まいされていたK様から、競売開始決定通知が届き、この対応策についてご相談の連絡が入りました。K様は飲食店を営んでおられましたが、近隣に競合店舗が多数出店され、売上が減少していました。そんな時に、昨今のコロナによるお店を休業。これを機にお店をたたまれました。しかし、お店の開業資金や住宅ローンなどの多額の借入金があり、一日も早く就職先を見つける必要がありすが、思うように仕事先が見つからない状態でした。

 

繰り返すキャッシング、多重債務者へ…

仕事先が見つからない中でも、借入金の返済期日はやってきます。返済するにも、お金がK様は、様々なクレジットカードでキャッシングを幾度も繰り返し、ついに多重債務状態となりました。そして、どこからもお金を借りることが出来なくなり、滞納が始まりました。

 

競売開始決定通知が届く

滞納期間が長期に渡ると、金融機関は裁判所に申し立て、競売の手続きに入ります。この競売の通知がきっかけで、K様は当社にご相談の連絡を入れてこられたのです。住宅ローン以外の開業資金やキャッシングによる借入は、当社が提携している弁護士に依頼をかけ、対応策をねります。住宅ローンについては、金融機関に競売の申し立てを止めるように、要請をしましたが、応じてもらえませんでした。次に、競売と同時並行での任意売却を要請したところ、承諾を得ることができました。要は、競売が終わるまでに、任意売却を終える必要があります。

 

任意売却で成約

金融機関と価格の調整を行い販売開始です。今回、債権者の理解もあり、相場価格で金額を設定することが出来ました。そして、販売開始から約2週間程度で購入者が現れ、無事成約となりました。

競売を回避し、任意売却を終えたK様ですが、ようやく再就職先が決まり、新しい会社で働いておられます。残った住宅ローンや事業資金の返済については、弁護士と連携し、対応されているようです。