所有マンションを賃貸で貸していたが、リフォーム代金や家賃未収入期間が重なりローンの支払いができない・・・・
相模原市に住むS様は、妻と子ども二人の四人家族であり、20年前に4LDKのマンションを購入されました。東京都内の大手企業に長年勤務されていたこともあり、収入は平均年収以上ありました。S様は、子どもの学校のため、家族のために、ローンを支払うために、毎日東京都内にある会社まで通勤をされていました。しかし、勤め先の会社の業績が悪化し、収入が激減し、生活状況は大幅に変わっていきました。収入が激減したことや子どもの育て方の考え方の違い等、いろいろないきさつがありS様は、7年前に奥様と離婚をされました。収入が激減し、奥様との離婚により一人で4LDKは必要ないとのことからマンションを賃貸に出し、家賃収入を得ることにしました。当初は、住宅ローンの返済額より家賃収入の方が上回っておりましたが、近隣相場や物件の老朽化の影響で家賃が徐々に下がっていき家賃収入が下回ってしまいました。そのような状況で、差額分と毎年の固定資産税等のS様の持出しが徐々に増えていきました。さらに、入居者の入れ替わりごとの室内リフォーム代や次の入居者が決まるまでの家賃の未収期間で行き詰まり、遂にローンの支払いが出来ず滞納していくこととなりました。S様と面談させて頂いた時には、3ヶ月ぐらいローンを滞納されておられ、その他カードローンの債務もありました。そこで私たちは、任意売却の提案と弁護士を入れての任意整理をお勧めさせて頂きました。そして、債権者との交渉やご自宅の売却に向けて周辺業者への販売活動、弁護士との面談調整等を早急にさせて頂きました。物件自体は、最寄駅から比較的近い場所にあり、入居者の入れ替えごとにリフォームをされていたこともありお部屋は綺麗な状態でした。また、空家の状態で案内などスムーズに行うことが出来たので、無事に購入して頂ける方を探すことが出来ました。現在S様は、債務整理(カードローンの借入等)をするために弊社でご紹介させて頂きました弁護士と進めておられます。また、新しいスタートを切るため、子どもの養育費のためにS様は、現在も仕事に専念されておられます。