不労所得に対する憧れで身の丈以上の不動産投資をした結果、徐々に支払いが困難に・・・・・
大阪市中央区にお住まいのK様は、15年程前から不労所得に対する憧れから投資用の不動産を次々と購入されておられました。結果的に東京都内に区分マンション3戸、福岡市に1棟、静岡県に1棟を所有することになりました。静岡県の物件に関しましては、工場近くにあることもあり全ての部屋が法人契約でした。「法人契約の場合は延滞リスクも低くなり、安定した収入が見込める」との説明を販売業者から受け、当時購入を決意されたそうです。ただ、2年前からコロナの影響により工場の稼働率が減少し、それに伴い従業員を解雇する事態になり、法人契約の部屋がほぼ解約となり、入居率が2割を切ってしまいました。K様はこれを機に、投資用不動産を持ち続けることは限界だと感じられ「任意売却無料相談窓口」にお問い合わせを頂きました。私たちは、先ずは所有されている物件の査定をさせて頂きましたが、物件自体の築年数が古いこともあり査定額・市場価格で売れた場合の残債はかなりの額になることが見込まれました。このまま所有を続けた先の年間に発生するマイナス額や賃料の下落などを考慮し、2棟の収益物件に関しましては任意売却を視野に入れた提案をさせて頂き、区分マンションは東京都内にあることもあり残債価格以上で売却できる可能性があるため通常売却で提案をさせて頂きました。区分マンションを完済を目指せる金額で販売を開始することとし、徐々に物件を売却していく方法で進めていましたが、K様のローンの支払いが徐々に困難になってきたため最終的には全ての物件を任意売却へ切り替えることになりました。通常売却は残念な結果となりましたが、債権者に価格交渉をさせて頂き、時間はかかりましたが価格を下げることができました。周辺相場より価格が安いこともありマンションは無事に売却をすることができました。K様は不労所得に対する憧れや、将来の年金代わり等と販売業者に言われ素人ながらアパート経営をしてこられましたが、身の丈にあった投資をしなければならないと痛感されています。K様のような投資用不動産に失敗された方の相談が近年増えてきております。不安になられた時は、任意売却無料相談窓口にご一報ください。