①定年退職で住宅ローンの支払いが・・・・・
大阪府豊中市のNさんは20年前に分譲マンションを購入されました。定年退職するまでは収入もそこそこありましたので、月々の支払いが約15万でしたが支払いを続けておられました。しかし、定年退職をきっかけに月々の住宅ローンが遅れがちになってきました。さらに、Nさんは持病がありなかなか再就職にもつけず収入が減る一方でローンを支払える状況ではありませんでした。
②住宅ローンが支払えず、カードローンに手を出す・・・・・
収入がほとんどなく住宅ローンの支払いができないNさんは、支払いに困ったのは住宅ローンだけでなく、生活費にも影響が出ておりました。Nさんは、家族に迷惑をかけたくない一心で、抵抗を感じながらもカードローンの借入れをして生活費、住宅ローンの返済に充てておられました。住宅ローンの滞納も3か月目になり金融機関より督促状が届いたところで当社にご相談いただきました。
③どんどん膨れ上がるカードローン・・・・・
カードローンの借入をして生活費、住宅ローンの返済に充てておられたNさんは、住宅ローンの支払い、キャッシングの借入も含め、カードローンの借入が膨れ上がるばかりでした。面談させて頂いた頃にはかなりの債務があり、Nさんが支払える額ではありませんでした。そこで私たちは、任意売却の提案と弁護士を入れての任意整理、個人再生等をお勧めさせて頂きました。Nさんには、任意売却のメリット、デメリットを説明させて頂き、ご納得頂いた上で、任意売却を進めることになりました。
④任売売却、その後・・・・・
私たちはNさんが任売売却したいという意向を債権者にお伝えし、交渉をさせて頂きました。Nさんのマンションは駅近で、スーパーマーケット等も近く立地が良かったので売却に向けて周辺業者への販売活動を積極的にさせて頂きました。販売開始から1ヶ月ぐらいで売却ができ、任意売却を成功することができました。売却後は、住宅ローン残債やカードローン等も弁護士の専門家等に依頼し債務の圧縮をすることができました。