コロナ ２度目の緊急事態宣言はのりこえられず・・・
地元では有名で忙しい飲食店を長年にわたり経営をされていたＹ様。小さいながらも戸建を約10年前に購入され、順調良く住宅ローンのお支払いをされていました。ところが昨今のコロナ渦から、徐々に客足が遠のき、1度目の緊急事態宣言。1度目はなんとか難をしのげましたが、２度目の緊急事態宣言時には、どうにもできず、お店を閉めることになられました。
住宅ローンの支払い猶予があるも・・・
収入が途絶え、住宅ローンの支払いに困ったY様は借入先の金融機関へ支払いの相談をされました。国の方針もあり、住宅ローンの支払い猶予を設けてもらえましたが、就職先がなかなか見つからず、先の見通しがつかない時期が続きました。そんな状況の中、ローンの完済が見込めなくなり、売却を決断されました。
売却査定価格に驚き売却を断念・・・
売却に向け、近隣の不動産会社数社へ売却査定の依頼をされました。しかし、どの会社の査定額も現在の住宅ローン残高を大きく下回る数字で、Y様は唖然とされました。査定を依頼した会社へ売却する方法を訊ねられましたが、残高へ足りない金額は自己資金を充てるしかないとの説明でした。
任意売却専門の当社へお問合せ
日々の生活で苦しい状態で、返済にあてる余裕などはないと思い悩んでおられたところ、インターネット上で任意売却をお知りになられ、当社までお問合せを頂きました。その後、当社へご来店頂き、任意売却の手続きや今後のご相談もふくめてお話をさせて頂き、当社へ任意売却の依頼をされました。
債権者交渉～販売～契約～引渡し
債権者交渉前に、あらためて当社でも売却査定を行いましたが、やはり他の会社と同じく、ローン残高を大きく下回る価格でした。そこから、債権者への販売価格の交渉が始まりますが、今回は比較的スムーズに価格が決まりました。そして販売開始となりました。それと同時にＹ様の引越先を当社で探し始めます。ほどなく良いお客様から購入申込が入り、引越先も事前に検討がついていた為、スムーズに契約・引渡しが行えました。
残った住宅ローンは分納していく
引渡し後の残った住宅ローンは無理のない範囲で債権者に分納されています。現在は仕事先も見つかり、穏やかな生活を送っていると当社担当へ電話を入れて頂けたようです。
