業績悪化で住宅ローン滞納
N様は以前、京都市内でも人気の高いエリアに建ているマンションにお住まいされていました。当時はご自身で事業をされており、順調に業績を伸ばしておられました。そんな状況もあり、市内の高級分譲マンションを購入されました。しかし、昨今のコロナの影響で、順調だった事業が一気に悪化し、苦肉の策で借入れた資金はすぐに消え、運営が厳しい状態へと陥りました。
住宅ローンの滞納
会社運営が芳しくなくなると、それはN様の生活苦へ直結します。その結果、住宅ローンの支払いも滞るようになり、競売開始決定通知が届き、当社へご相談を頂くこととなりました。
すでに裁判所執行官の現地確認が終わっている
N様の希望としては、競売を回避し、出来るだけ高い値段で売却をしたいとのことでした。気にかかるのは、競売の進み具合です。N様が相談に来られたのは、競売開始通知が届いてからすでに6カ月以上経過したころでした。裁判所の執行官による現地確認も数カ月前に終わっているようです。入札間近の可能性もあり、早急に売却活動に入る必要があります。当社はすぐに債権者と連絡をとり、任意売却の許可を取り付けました。
住宅ローンの完済
次に、N様のご自宅の売却査定ですが、京都市内の好立地で申し分のない物件です。購入後から、数年経緯していますが、まだまだ人気のある物件です。買手は、数多くおられましたが、問題なのは競売までに残されている時間です。出来れば、ローンの借入がない方を選びたいところでしたが、幸いにも自己資金にて購入できる方がおられ、即契約となりました。さらに、今回は住宅ローンの完済することができました。無事に競売を回避できたN様は、現在、会社勤めをされていますが、再度起業をするために、日々働いておられます。
