K様は旦那様と2人で暮らしていましたが、収入が年金のみで住宅ローンの返済が厳しくなっていました。
これ以上の返済は難しいと考えたK様はインターネットで任意売却のことを知り、当社にご相談いただきました。
しかし、K様の旦那様は認知症を患っており、判断能力が十分とは言えず、不動産の売却などの契約ができない状態
でした。
任意売却をするためには本人の意思での売買契約が必要ですが、認知症の方の場合この売買契約などの法律行為ができ
ないため、まずは成年後見の申し立てを行うことにしました。
当社が提携する司法書士に依頼して成年後見を申し立て、そのままその司法書士に成年後見人に就任していただきまし
た。
その後、その成年後見人である司法書士が旦那様の代理をして任意売却の手続きを進め、無事に任意売却することがで
きました。
残債が残りましたが、司法書士が代理で旦那様の自己破産の申し立てを行い、債務を免責することができました。