神奈川県厚木市に自宅を所有されているK様。すでに住宅ローンは完済されていましたが、数年前に友人からお金を借りておられました。理由はギャンブルです。その友人と休みのたびにパチンコや競馬に出かけ、手持ちの資金がなくなると友人から借りておられました。当時はそれなりの収入もあり、給料日になると友人へ返済をされておられました。
しかし、昨今のコロナの影響で徐々に収入が減ってきてはいましたが、相変わらずギャンブルにお金を費やす生活。徐々に友人への返済が滞り、その額が合計で400万へとなり、さすがの友人も不安を覚え、400万円の返済を迫ってきました。何度か話し合いのもと、返済計画を立てましたが、予定通りに支払いが出来ず、支払い遅延、そして滞納が始まりました。K様の友人は度々、支払いの督促をされました。当初は連絡に出ていたK様ですが、督促の電話を嫌いついに電話に出ないようになりました。連絡がつかない状態に憤慨されたK様の友人は、ついに法的な対応にでられます。裁判所に申し立て、K様のご自宅に競売の申し立てをされました。
自宅に裁判所から通知が届いたK様は大変驚かれ、友人へ電話し、話し合いの場をもたれました。しかし、信頼関係が崩れた状況で、友人は競売の取り下げには応じませんでした。競売の回避を模索されていたところ、当社をお知りになり、お問合せを頂きました。
当社はまず、K様の友人に面会をしました。当事者間で話し合いがつかない場合、当社のような第3者が介入すると状況が改善することがありますが、今回もそのケースです。K様の友人の意向を確認し、競売回避の手立てを考えます。K様の自宅は賃貸需要があるエリアです。また、返済額も約400万です。この2点からリースバックが適正だと判断し、K様に提案をしたところ、受け入れて頂けました。販売開始後、当社の顧客の中から、数名の方に声をかけたところ、購入希望者がすぐに見つかり無事にご成約となりました。