埼玉県所沢市にお住まいのD様は、投資用ワンルームマンションを販売する会社からの勧誘で東京の区分ワンルームマンションを2部屋を購入されました。
最初は半信半疑でしたが、「サブリース(家賃保証)があるから安心」「東京オリンピックが決まったタイミングでこれから価値が上がって将来の保険になる」などと強引に勧められ購入したものの、購入して2年後には赤字に陥りました。
購入当初こそ、収支がプラスになっていたものの、投資用マンションの急増による家賃相場の下落で、当初想定していた価格では借り手が見つからない状態で、毎月赤字の運営状態です。結婚の予定があったD様は、将来の不安を結婚前にすべて目途をつけたいと、任意売却を決意されました。
まず、当社で賃貸管理会社との交渉を進めました。特にサブリースの契約解除は難航しましたが、賃料6か月分の違約金を払うことで、契約解除に合意することができました。その後、新たなオーナーを探し、無事に任意売却で売却することができました。残債が2部屋で約1,000万円となりましたが、無理のない範囲での分割払いで合意することができ、任意売却後の負担も軽減することができました。そして、D様は無事に結婚式を挙げることができたそうです。