①不労所得の憧れ、将来の年金代わりにと区分マンションを複数購入する・・・・・
大阪府茨木市のO様は、友人がマンション経営をされており、不動産収入で生計を立てておられた姿を見て、自身も不動産収入で生計を立て、将来の老後の生活にも困らないようにしたいという想いがありました。友人からも「経営のやり方によっては安定した生活が送れる、投資用不動産はお勧めである」と進められ、不動産会社も紹介されて区分マンションを複数購入をされたそうです。購入当初は、収益が予想以上に良く、これならばと立て続けに購入をされていきました。購入当初、不動産会社からは「初期費用は不要で区分マンションを購入でき、空室保証もあるので安心して経営ができる」と説明を聞いておられたので、リスクがほとんどないと考えておられました。購入されてから数年間、空室になることもありましたが、不動産会社からの家賃保証もありましたので安心して経営をされていました。しかし、物件の劣化、周辺物件の家賃相場の下落等により、不動産会社から家賃保証の見直し、最悪の場合は家賃保証が出来ないという連絡（通知）がありました。
②複数の解約通知と空室保証中止の通知が届く・・・・・
O様は、区分マンションを東京都内に５戸、横浜市内に３戸所有をされていました。東京都内の５戸におきましては、同じ物件での購入であり、同法人が借りておりました。法人契約の場合は、空室になるリスクも低くなり、安定した収益が見込めます。しかし、２年前のコロナの影響で借りていた法人の業績が悪化し、倒産することになりました。当然、５部屋全てが解約になり空室となりました。また、不動産会社の経営状態の悪化と、物件の劣化等により、横浜市内の３戸は現在の家賃での保証は出来ない、東京都内の５戸は空室保証は出来ないという内容の通知と同時に解約通知が届きました。
③収支の悪化によりローンの支払いが出来ない・・・・・
５部屋がいきなり空室となり、不動産会社から空室保証が中止となって、O様の家賃収入はかなり下がりローンの支払いが出来なくなりました。足りない部分は、今までの蓄えにて手出しをしておりました。また、空室は直ぐに埋まるとO様は何とかなると期待されていましたが、なかなか決まらず手出しが増える一方でした。自身の貯金まで崩すことになったO様は、このまま不動産経営をしていくことは無理である、売却することを決断されました。
④相場より高い物件・・・・・
売却を決断されたO様は、友人に相談し、数社の不動産会社を紹介してもらい売却の査定を依頼されました。査定価格は、相場よりかなり高く、ローンの残債額以下でした。O様は、当時の不動産会社から物件を高値掴みさせられていたのです。どうして良いかわからない状況になられたO様は、インターネットで不動産の売却方法を探しておられたところ「任意売却」という方法をお知りになり、当社の「任意売却無料相談窓口」までご連絡を頂きました。
⑤物件を売却する方法は・・・・・
O様には自己資金がほとんどない状態であったため、任意売却に取り組むこととなりました。先ずは、弊社の方で物件の査定をさせて頂き、債権者に充てて見ました。当初、債権者は、残債近くの価格を提示してきましたが、相場より高いためなかなか売却をすることが困難な状況でした。弊社の方で、債権者に何度も価格交渉をさせて頂き、時間はかかりましたが価格を下げることができました。周辺相場より価格が安いこともありマンションは無事に売却をすることができました。特に今回は、弊社の取引先であります全国で区分マンションの購入をされている会社、投資家の方々に購入をして頂きました。
⑥任意売却後・・・・・
O様は不労所得に対する憧れ、友人がしている不動産投資への憧れ、友人が紹介してくれた不動産会社であるからの安心等の安易な考えで不動産投資をしたことに反省をされておられました。O様のような投資用不動産に失敗された方の相談が近年増えてきております。不安になられた時は、任意売却無料相談窓口にご一報ください。
