①コロナの影響、妻の産休により安定していた生活に変化が・・・・・
寝屋川市にお住まいのＹ様は、１０年前に結婚されたを機に同市内に新築の分譲マンションを購入されました。大阪市内の企業に勤務されていたＹ様と、同じく会社員の奥様の収入で月々の返済も年２回のボーナス払いも問題なく支払っておられました。また、貯金もできるぐらいの余裕がある生活を送られておれました。このまま安定した生活が送れると思われていたＹ様でしたが、コロナの影響によりＹ様の会社の業績が悪化し、同時に奥様が妊娠されて産休を取る状況になりました。会社の業績の悪化に伴いＹ様の収入は激減（ボーナスカット）、産休を取っている奥様も収入はあるものの働いている時よりは収入は減りました。
②徐々に住宅ローンの支払いが滞る・・・・・
奥様が産休の間は、減少したＹ様の収入、奥様の収入で月々の返済が何とか出来ておりましたが、年２回のボーナス払いがＹ様ご夫婦に重くのしかかってきました。しばらくの間は、貯金を切り崩しながらどうにか支払いを続けておられたＹ様ご夫婦ですが、徐々に滞納をしていくことになりました。そして、滞納期間も４カ月となり、ボーナス払いも支払うことが出来なくなりました。
③途方に暮れていたご夫婦・・・・・
住宅ローンの返済が出来なくなり、売却も考えられていたＹ様はお知り合いの不動産会社に相談をされました。すると、売却したとしても住宅ローンの残高には足りないことがわかり、売却が出来ないことが判明しました。銀行からは督促状が届くようになり、届くたびに不安になり、どうしてよいかわからないＹ様ご夫婦は途方に暮れていました。
④解決に向けて・・・・・
途方に暮れていたＹ様ご夫婦は、「住宅ローン、支払いが困難」をキーワードにネットで検索していると、任意売却という方法があることを知られ、任意売却無料相談窓口へお問い合わせを頂きました。早速、私たちはＹ様ご夫婦と面談をさせて頂き、状況のヒアリング、任売売却について説明をさせて頂きました。売却後、住宅ローンが残ったとしても無理なく支払いながら通常の生活ができる可能性があるとわかったＹ様ご夫婦は任意売却を進めることにされました。
⑤任売売却への準備と売却・・・・・
私たちは、Ｙ様が任売売却を希望されていることを債権者にお伝えし、物件の査定に取り掛かりました。Ｙ様ご夫婦には、これまでの生活を送りながら、売却後の引越し先、生活に向けての準備を少しずつして頂きました。Ｙ様のマンションは、築年数にすると比較的きれいであり、交通の利便性が良いこともあり、販売開始から３カ月後ぐらいに購入希望者が現れ売却することができました。
