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届いていたのは督促状ではなかった 神奈川県南足柄市 Kさん

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届いたのは督促ではなかった・・・

神奈川県南足柄市のKさんから、「銀行から督促状が届いたが、支払いを待ってもらうことはできるのか?」というご相談を頂きました。しかし、この通知は督促の通知ではなく、期限の利益喪失を告げる通知だったのです。私たちは急いで、Kさんのご自宅を訪問しました。

 

無理をして買ったマイホーム

Kさんが、自宅を購入されたのが58歳で、なおかつ住宅ローンも組んでおられました。さらに訪問時、70歳を超えるご年齢でした。すでに退職をし、年金とアルバイトで生計を立てておられましたが、加齢とともにアルバイトが出来なくなり、住宅ローンが払えない収入状況に陥っておられました。奥様は数年前に他界されており、金銭面で助けてくれる親族もおられません。このままでは、競売になってしまうと状況を伝え、任意売却の提案をしました。

 

任意売却の成立

任意売却開始後、約2か月程度で買主が見つかり、無事に売却に至りました。Kさんが必死に返済を続けてこられていたおかげで、住宅ローンの残債が比較低く、残債の完済後、数百万の現金が手元に残りました。Kさんから「歳を取ってから、住宅ローンを無理に組んで家を買うことは、絶対にやめた方がいい。」という苦言を頂きました。