①妻の病気が見つかる・・・・・
大阪府高槻市のMさんは、将来子ども部屋が必要であると思い、お子さんの出産を機に同市内に新築の戸建てを購入されました。大阪市内の大手企業に働いておられたMさんは、収入もそこそこありましたので専業主婦の奥さんと二人三脚で住宅ローンを順調に返済しながら子育てに奮闘、幸せな生活を送られていました。しかし、7年前にMさんに悲劇が起こりました・・・・・それは、最愛の奥さんに癌が発覚したのです。
②妻の介護、会社を退職・・・・・
奥さんに癌が発覚し、Mさんは奥さんと長い闘病生活が始まることになり、妻の病気療養等、介護に時間を取られることになりました。大手企業で働いておられたMさんは残業は当たり前の生活で、残業手当ても十分な補償がありましたのでこれまでやってこれました。奥さんの介護に時間を取られることになったMさんは残業も以前より出来なくなり、奥さんの入院、通院等で休暇を取るようになり徐々に会社にも居づらくなり会社を退職されました。
③収入の激減、住宅ローンの支払いが・・・・・
会社を退職されたMさんは、奥さんの介護で時間が取れるように融通が利く会社を探し再就職をされましたが、以前までの収入と比べるとかなりの激減で、奥さんの治療にかかる費用も多く、住宅ローンが支払えなくなる可能性があるとのことで任意売却無料相談窓口にお問い合わせを頂きました。
④任売売却への準備・・・・・
前職の時に貯金をされていたこともあり、ご面談をさせて頂いた時は住宅ローン等の滞納はない状態でした。住宅の査定等をさせて頂いたところ、今売却しても住宅ローン残高以下の価格でしか売却できない、競売になると更に低い価格で落札される可能性があることをご説明させて頂き、任意売却を勧めさせて頂きました。今後の支払いや妻の病気の事を考えられ自宅を売却することを決意されました。面談させて頂いた時が滞納前という早い段階でしたので、任意売却の準備をスムーズに進めることが出来ました。
⑤その後・・・・・
事前に準備すべき書類、資料を余裕をもって用意することができたので、債権者への交渉等はスムーズに纏めることができ、自宅の方も無事に売却することができました。現在、Mさんは息子さんの自宅に引越しをされ、残債の支払いと奥さんの介護を息子さんと協力して続けておられます。