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管理費、固定資産税等の滞納で給料口座の差押え・・・・・ 大阪府豊中市Yさん

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①相続したマンションで一人暮らし・・・・・

大阪府豊中市のYさんは、10年くらい前に離婚した後、親から相続で取得されたマンションで一人暮らしをされていました。仕事の方も順調で平穏に生活を送られていましたが、5年前ぐらいから同じマンションに住む住民から嫌がらせが始まりました。管理人や警察等に相談をするも対応してもらえず、徐々に嫌がらせがエスカレートしていき、止む無く同市内のマンションに引越しをされました。

②相続したマンションを放置、給料口座の差押え・・・・・

当時、Yさんは、親から相続したマンションということ、荷物をそのまま置いてきてしまったこともあり売却する気持ちになれず、マンションをそのままにしていました。また、嫌な思いをしたマンション、管理人が何も対応してくれなかったマンションの管理費や固定資産税を支払いたくない気持ちがあり、何年間も管理費、固定資産税を滞納してしまうことになりました・・・・・すると、Yさんに給料口座を差押えする旨の通知が自宅に届きました。

③積もり積もった滞納額・・・・・

生活資金を入れている給与口座を急に差し押さえられ、どうすることもできず悩んでおられたYさんは、インターネットで任意売却無料相談窓口のホームページを見つけられお問い合わせを頂きました。早速、私たちはYさんと面談をし、現状、管理費等の滞納額を確認しました。固定資産税等の税金については、遅れてでも支払っていたため、大きな額にはなっていませんでした。しかし、管理費、修繕積立金については5年くらい支払いをしていなかったこともあり、かなりの額になっていました。

④Yさんのご希望・・・・・

Yさんのご希望は、相続したマンションの固定資産税、管理費等の滞納があり、給与口座を差し押さえられたので、マンションをすぐにでも売却をして、税金・管理費等をまとめて返済をしたいとのことでした。しかし、税金、管理費等の遅延損害金を含めた債務を完済できる金額で売却とすると、Yさんの生活資金を確保することができるどころか、手出しをしなければならない可能性がありました。

⑤市役所、管理会社等への交渉・・・・・

私たちは、Yさんが固定資産税、管理費等を滞納されていたので、先ずは差押え解除が先決ではありましたので、市役所、管理会社、管理組合の理事長にそれぞれ交渉をしていきました。市役所の方は、Yさんが遅れながらも支払いをされていた経緯もありましたので、税金の一部納付(残り分割払い)で差押え解除に応じて頂きました。そして、管理会社、管理組合の方には、「今回の売却の経緯(住民からの嫌がらせ、管理人の不対応等)、Yさんの心境等」を説明をされて頂きました。多少の時間は要しましたが、最終的には、滞納期間中の遅延損害金を除いた管理費、修繕積立金の支払いだけで良いとのことで応じて頂けました。

⑥売却と諸費用の捻出・・・・・

売却、引渡し期間があまりないこともあり、物件の販売開始と同時にマンションの残置物の処理をし始めました。残置物の処理については、弊社の取引先の会社を紹介させて頂きましたのでスムーズに行うことができました。また、売却については弊社で取引実績のある投資家、業者の方に物件をご紹介させて頂き無事に売却をすることができました。最終的には、管理費、修繕積立金の遅延損害金がなくなったため、残置物の撤去費用、給与口座の差押解除等の費用を捻出することができました。