①自宅を購入するも・・・・・
大阪府茨木市のOさんは、お子さんが産まれたを機に10年程前に新築戸建てを購入しました。購入当初は、仕事も順調、夫婦円満で幸せの日々を過ごしておられました。元々、仕事が忙しく、帰宅も遅いOさんは、自宅、子どもの事等は奥さんに任せきりでした。そのような、生活が続いていく中で、Oさんと奥さんは、徐々にすれ違いが続き、さらに子育ての考え方の違いもあり、日に日に喧嘩が増えるようになりました。自宅を購入した当時夫婦円満だったOさん夫婦は、5年前に離婚をされました。
②離婚して自宅が不要・・・・・
元々は、家族と幸せに暮らすために自宅を購入したOさんでしたが、離婚後奥さん、お子さんは、早々に実家に戻られ引越しをされたので、一人で住むには広すぎる自宅は不要でした。離婚後に自宅を売却すれば良かったのですが、Oさんは、一気に奥さん、お子さんを失ったショックから自宅の売却まで考えられなかったのでした。なんとか、ローンの支払いを続けておられましたが、コロナの影響等の不景気で収入も減少し、返済が難しくなり住宅ローンを滞納する状況まで陥りました。必要が無くなった自宅の住宅ローンを支払い続けるのは、金銭的・精神的に負担が極めて大きく、Oさんも精神的に参っていました。
➂弊社との出会い・・・・・
住宅ローンの滞納が1~2ヵ月遅れの状態が続き、精神的に参っておられたOさんは、返済が苦しいので自宅を売却したいと考えていました。自宅の売却のことをインターネットで調べられ、弊社のホームページを見つけられお問い合わせを頂きました。私たちは、Oさんと面談をさせて頂き、現在の状況、希望等をヒアリングしました。Oさんの一番の希望は、住宅ローンの支払いから解放されて精神的に楽になりたいということでした。相談に来られた時は、住宅ローンの滞納は3ヶ月以上でしたので、銀行からは督促状が届いておりました。売却する決意をされていたOさんでしたので任意売却のご説明をさせて頂きました。自宅が売却出来てもローンの残債はありますが、債権者との交渉で月々の返済負担は減らすことができる・・・・・私たちは、Oさんと任意売却を進めることになりました。
④任意売却に向けて・・・・・
私たちは、Oさんが任意売却を希望されていることを債権者にお伝えし、物件の査定に取り掛かりました。売却後のOさんの引越し先をどうするかという問題はありました・・・・・売却出来る迄に1~2ヵ月ぐらいありましたので、Oさんには、売却後直ぐに引越しができるように住む部屋を探して頂くようにお願いし、私たちも探すお手伝いをさせて頂きました。自宅の方は、債権者が決定した売買価格が周辺相場より少し安いこと、たまたま学区内で探されていた方を地元の業者より紹介があり、販売から約2ヶ月ぐらいで無事に売却をすることができました。
⑤その後・・・・・
無事に任意売却できたOさんは、現在残った債務を少しづつ支払いながら平穏に生活をされています。Oさんのように必要が無くなった自宅の住宅ローンを支払い続けるのは、金銭的・精神的に負担が大きいのです。解決するには、早目にご相談して頂くことが近道です。