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コロナの影響で会社が倒産 住宅ローン滞納 競売差押え 大阪府大阪市O様

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コロナ渦から会社が倒産

コロナの影響で勤めていた会社が倒産したO様。会社倒産の約3年前に住宅ローンを組み自宅を購入されていました。O様もまさか自分が働いている会社が倒産するなど思いもよらず、実際、コロナの影響が出るまでは、会社の業績も良く、収入面において不安などありませんでした。

 

再就職するも体調を崩し、収入が途絶え住宅ローン滞納が始まる

会社倒産後、再就職先を探されるO様。しかし、なかなかO様の希望条件に合う仕事がありません。失業保険とこれまでの貯蓄で日々の生活をやりくりされていましたが、それも限界に・・・。O様は自分の希望条件を外し、とにかくすぐに働ける職場を条件に、就職されました。慣れない職場・慣れない仕事でしたが、懸命にO様は働いておられました。しかし、前職に比べて収入は減り、その減った分の収入を補うために、アルバイトをされましたが、無理がたたり、体調をこわされました。結果、仕事が出来ない状態になり、収入が途絶え、住宅ローンの滞納が始まりました。

 

住宅ローンの督促・競売の差押え

住宅ローンの滞納が始まると、金融機関からローン支払いの督促が始まります。精神的に追い込まれていたO様は、督促の連絡の無視を続け、約半年後には裁判所から競売の差押えの通知が届きました。この時点でようやくO様は自身の現状について、親族に相談をされ、相談を受けた親族さんから当社へ連絡が入り、O様と当社にて面談することとなりました。

 

金融機関と任意売却の交渉

すでに競売の申し立てがなされている今回の場合、早急に金融機関と交渉し、任意売却に取り組む必要があります。もし、競売で売却がなされた場合、一般的な相場価格より安い価格で売買されることが多く、O様にとってメリットはありません。O様には任意売却の説明と任意売却後の残債が残った場合のことなどを説明し、ご納得の上で、当社で任意売却に取り組むこととなりました。幸い、金融機関の交渉もスムーズに進み、すぐに販売活動を始めることが出来ました。

 

任意売却後のO様

そして販売開始後、約3週間で買手が見つかり、競売になる前にO様の自宅を売却することが出来ました。任意売却後の住宅ローンの残債ですが、O様は仕事が出来ない状態が続いており、返済の目途が立たないことから自己破産をされることになりました。弊社から提携している弁護士を紹介し、現在その手続きに入っておられます。