コロナの影響で事業…
ご自身で事業をされていたS様。開業後、約５年で昨今のコロナの影響が発生。みるみる業績が悪化し、生活状況が悪化。住宅ローンの滞納が始まりました。何とか、事業を立て直し、もとの生活へと奮闘されるＳ様ですが、気持ちとは裏腹に、業績が回復することなく、倒産。そのころには、住宅ローンの滞納が6カ月以上になっていました。
自宅に裁判所から競売の通知
自宅に、裁判所から競売開始決定の通知が届きました。驚いたＳ様は、競売の回避するために、当社にご来店されました。自宅に届いた裁判所からの書類を確認すると、裁判所の執行官の現地確認の日程を知らせる書面でした。この状態は、ある程度競売の手続きが進んでいることを示しています。Ｓ様に状況を説明し、任意売却に取り組むこととなりました。
競売回避のために、任意売却へ
債権者とすぐに連絡を取り、任意売却の意思表示を行いました。あわせて、競売の取り下げをお願いしましたが、取り合ってもらえず…。早急に買手を見つける必要があります。販売価格を債権者と調整し、販売開始です。
任意売却後…
幸い、コロナ渦の影響もあり、競売の進行具合が、通常より遅く、競売までに売却することができました。任意売却後のＳ様ですが、実家のある東北へ引越をされました。そこで、就職先が見つかり、がんばっておられるようです。
