①退職金で住宅ローンの支払いを完済する予定が・・・・・
大阪府吹田市のHさんは約２０年前に戸建てを購入されました。中小企業のサラリーマンとして長く活躍されてきたHさんは、収入もそこそこありましたので、月々の支払いが約１３万～１４万円でしたが支払いを続けておられました。また、自宅を購入されたのが４０代半ばということもあり定年退職時の退職金で住宅ローンを完済する予定でしたが、予定していた退職金より相当な金額が不足となりました。また、Hさんがもらう年金の額も少なく住宅ローンの返済も出来ない状況となりました。
②貯蓄を切り崩しながら支払いをしていたが・・・・・
退職後のHさんは年金暮らしのため、ローンの支払いは年金とこれまで貯めていた預貯金で支払いをしていましたが、預貯金が徐々に減りはじめ、ローンの支払いに限界がきておりました。Hさんは、今後年金だけでは支払いができないと不安を抱えながら過ごされていました。不安を抱えながら過ごされていたＨさんは、近くに住む娘さん夫婦に相談をされました。
③弊社、任意売却との出会い・・・・・
Ｈさんから相談を受けた娘さんが、インターネットで色々調べられて任意売却という方法があることを知られました。そして、娘さんより任意売却無料相談窓口へお問い合わせを頂き、Hさんと弊社との出会いが始まりました・・・・・早速、私たちはＨさん、娘さんと面談をさせて頂き、状況のヒアリング、任意売却について説明をさせて頂きました。売却後、住宅ローンが残ったとしても無理なく支払いながら通常の生活ができる可能性があるとわかったＨさんは任意売却を進めることにされました。
④任意売却の準備へ・・・・・
Ｈさんと面談させて頂いた時は住宅ローンの滞納はありませんでしたので、相談頂いた次の月から返済を止めて頂くこと、売却後に引越しができるように予め引越し先を探して、引越しの準備をして頂くようにお伝えしました。Ｈさんがローンの支払いを停止して6カ月後ぐらいに代位弁済がされ、債権者が決定しました。私たちは、債権者にＨさんが任意売却を希望されていることをお伝えし、物件の査定に取り掛かりました。債権者より販売価格が決定され自宅の販売開始となりました。
⑤物件の売却・・・・・
物件を販売開始した後は、娘さんの協力もありHさんが早い段階で娘さん夫婦が住む近くの賃貸マンションへ引越しを頂けました。そして、地元業者などから多く問合せを頂き、空家状態で案内をすることができましたので早い段階で購入希望者を見つけることが出来ました。今回は、Hさんは住宅ローン以外の借入れをされてなく、早い段階でお問合せを頂け、娘さんのご協力もあり、任意売却をスムーズにできました。
⑥その後・・・・・
任意売却後、Hさんは賃貸マンションで年金暮らしをされています。任意売却後の残債は、生活に支障が出ない範囲で分割にて支払いをされています。
