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【コロナ不況!?】工場と自宅の売却… 奈良県生駒市Y様

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工場も自宅も任意売却

Yさんは、お父さんの工場を継ぎ大手メーカーの下請け工場を経営。特殊な技術を開発し、売り上げは右肩上がりで業績を伸ばしていました。新築の戸建ても購入し、家族4人で順風満帆の生活を送っていました。ところが、ここ数年競合他社の台頭や、新規事業の不振が重なり業績は右肩下がりへ…。事業資金が底をつき、銀行への返済もままならなくなってしまいました。

コロナによる不況

そんな状況の中、コロナがとどめを刺しました…。私共に相談頂いて、弁護士と共に対処してゆくことになりました。Yさんの決断はとても早く、「事業はあきらめる。工場も自宅も任意売却をして、残債務は自己破産で」と、方針を固めました。長年この仕事をしていて感じる事は、「決断の早い人は、うまくいく」です。Yさんの場合、人生失敗をしたように見えますが、これからの人生を考えると成功なのだと思います。

工場の任意売却

まずは、銀行との話し合いに入ります。残債務がいくらなのか?いくらの返済で抵当権の抹消に応じてくれるのか?工場の中の物はどう処分するのか?従業員にはどのように補償するのかなど、問題はたくさんあります。それでもYさんは、面倒がらず誠実に対応してくれました。やがて売却価格を定めて売却活動を始めました。すると、思ったよりも早く購入希望者があらわれたのです。ご相談を頂いてから約半年で工場売却に至りました。

自宅の任意売却

次に自宅です。自宅の借り入れ銀行も、私共の経験上、任意売却に応じてくれるという経験があったので、債権者交渉は難なく進みました。ただ、いわゆる「豪邸」だったので、金額が決まってもお客さんが付くのか、少し不安だったのです。ところが、売却情報を公開した翌日に、購入希望者があらわれたのです。その方はご近所のある会社経営者でした。毎朝の日課で、ご夫婦で散歩をしている道中に、すでに空き家になっていたYさんの物件が気になっていたそうです。

まとめ

Yさんは新しい職に就き、引越し先も落ち着き、自己破産の手続きも難なく進んでいます。前述しましたが、「決断の早い人はうまくいく」を体現した案件でした。