家族が増えたことで当時お住まいの賃貸住宅が手狭になり、当時一人暮らしだったお母様と同居するために、住宅を購入されたK様。お母様からの頭金等の援助もあり、共有名義にて自宅を購入されました。
当初、お母様も元気で、お仕事で得た収入で住宅ローンの支払いに協力してくれていたそうです。購入から数年は、問題なく支払いができていましたが、お母様が、病気になって1年くらいでお亡くなりになってしまったそうです。
K様のみの収入に頼らざる得なってしまいましたが、母親とK様のお二人で返済していく予定で購入した住宅ということもあり、次第に月々の支払いが困難になってしまい、当社に任意売却のご相談いただきました。
住宅ローンの月々のお支払いが15万円あり、お子様は5人いらっしゃることにより、食費もかさむことで家計が苦しい状況です。K様の収入のみでは、収入額から考えると住宅ローンの支払いが困難なのは明らかでした。
そこで、家計を大きく圧迫している自宅を任意売却してローンの負担を軽減し、奥様にもパートに出ていただくことで家計を立て直す選択をしました。
お母様がお亡くなりになってから相続の手続きをされていなかったため、任意売却するためにはお母様の名義のままになっている持ち分を相続登記する必要がありましたが、当社で司法書士を手配し、ご自宅の相続登記の手続きを行いました。
その後、銀行に任意売却を申し出て無事に承諾を得ることができましたため自宅の販売を開始し、買い手が見つかって無事に任意売却をすることができました。