コロナで売上が消滅
江戸川区で一戸建にお住まいされていたK様。ご自身で衣料関係のお店を経営されていました。ここ数年、経営状態は悪く、またＫ様は年配という事もあり、ネット販売への参入も出来ていない状態でした。それでも、昔からの常連さんや、ご近所さんが定期的に購入をしてくれていましたが、昨今のコロナの影響で客足が止まりは、売上がみるみる減少していきました。売上が無いから、仕入が出来ないという負のサイクルに陥っておられました。
住宅ローンの滞納
ほとんど収入がなくなったＫ様は、日々の生活費に苦しんでおられましたが、それ以上に自宅購入時の住宅ローンの返済が頭を悩ませていました。当初は預貯金から返済を続けてこられましたが、それも尽き、住宅ローンの滞納が始まりました。金融機関から督促の連絡が入ります。Ｋ様は、ご自身の収入状態を金融機関へ説明をされました。すると金融機関より、売却するようにと諭され、任意売却を得意とする当社へご相談の連絡を頂きました。
任意売却で住宅ローン完済
Ｋ様のご自宅は、過去に室内で大型犬を飼っておられ、キズや匂いがあり、物件としては、非常に悪い状態でした。しかし、敷地面積が広く、分割すれば２区画の分譲地としての売却が見込めそうです。また、長年、住宅ローンの返済を続けてこられ、試算では、ローンを完済し、少し現金が残るぐらいで売却が出来そうです。そこで、当社は、これまでの取引実績のある、不動産業者様へお声がけをしました。その中から、もっと高値をつけて頂けた不動産業者とK様がご契約頂くこととなりました。
任意売却後のK様
売却後のK様ですが、K様の奥様のご実家が東北にあり、そちらへ引越をされました。新たな仕事も見つかり、ご夫婦お二人で余生を楽しんでおられるようです。
