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親子ローンで住宅購入するも、勤め先の経営が悪化・・・・・ 大阪府豊中市Oさん

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①息子と協力して、高齢の時に自宅を購入・・・・・

大阪府豊中市のOさんは、50歳半ばの時、年齢的にローンが組めなくなることもあり、息子さんと家を親子ローンで購入されました。息子さんも、いずれは結婚して購入した家を引継ぎ、そのままOさんと同居することも想定されていたので広めの家を購入されました。そのため、Oさん、息子さんは高額な住宅ローンを組むことになりました。長年大阪市内の企業に勤めておられたOさん、息子さんは収入もそこそこありましたので住宅ローンも通り、順調に住宅ローン等を支払い、何不自由なく暮らしていました。順調にいくはずでありましたが、Oさん、息子さんに思いもよらない事態が起こるのです・・・・・

②コロナの影響で勤め先の会社が倒産・・・・・

家を購入して4年後に、コロナの影響によりOさんの勤め先の会社の業績が悪化し、倒産したのです。住宅を購入した時には予想できなかった事態になってしまったOさんは、必死に再就職先を探すも就職先は見つからず、息子さん一人で毎月の住宅ローンを必死で返済する状態でした。なんとか息子さん一人で住宅ローンを支払っていたのですが、Oさんが失業してから半年後にまた事態が急変するのです・・・・・

③息子さんの会社でもコロナの影響が・・・・・

コロナの影響は息子さんの会社まで及び、会社の業績が悪化、息子さんの給与がカットになり収入が減少したのです。住宅ローンの支払いは徐々に遅れがちになり、気がつけば3カ月住宅ローンを滞納していました。Oさんは、このままの状態が長く続けば息子さんに迷惑をかけてしまうという思いから自宅を売却することを決断されました。Oさん、息子さんはインターネットにて弊社のホームページを見られてお問い合わせを頂きました。

④任意売却への準備と解決に向けて・・・・・

私たちは、Oさん、息子さんと面談をさせて頂き状況、ご希望をヒアリングしました。住宅ローンは3カ月以上滞納されていましたので任意売却で進めることを提案させて頂きました。住宅ローンが高額であったため任意売却が出来たとしても残債がかなり残るかもしれないことをお伝えし、残債の額によっては弁護士に介入してもらって自己破産、個人再生等も考えておかれた方が良いこともお伝えしました。そして、私たちは、Oさんが任意売却を希望されていることを債権者にお伝えし、物件の査定に取り掛かりました。

⑤債権者への交渉、売却が難航・・・・

債権者との交渉は難航しました。少しでも高く売却して欲しいという債権者の意向は十分理解できるのですが、近隣相場より高い価格で設定してきました。当然のこと物件の問い合わせは少なく物件の売却も難航でした。早急に売却をするためには債権者に粘り強く交渉し価格を頑張って下げてもらうしかありません。価格交渉が実を結び、価格が下がりました。販売開始をしてから5カ月ぐらいかかりましたが、物件周辺で探されていた方を周辺業者よりご紹介頂き無事にご成約となりました。

⑥任意売却後・・・・・

その後、Oさんは、息子さんの通勤の利便性等を考慮した場所で、息子さんと賃貸物件に住まわれています。そして、新たな就職先も決まり、残債の処理等については、弊社が紹介した弁護士と進めておられます。