①転職先の職場になじめず、うつ病に・・・・・
妻、お子さん1人の3人で東大阪市に住まれていたYさんは、数年前に転職をされました。この転職先での人間関係が上手くいかず、職場になじめずに悩んでおられました。家族にはそういった素振りを見せずに頑張っておられましたが、突然体調不良に・・・・・病院で診察してもらうと、うつ病と診断され、やむを得ず、休職することになりました。
②奥さんの収入だけでは限界が・・・・・
Yさんが休職することになり収入は大幅に激減。奥さんのパートの収入とYさんの傷病手当金でなんとかやりくりをされていましたが、日々の生活費、お子さんの教育費を支払うので精一杯で、住宅ローンの支払いが滞り始めました。住宅ローンの滞納をし始めると、金融機関からYさんに督促の連絡が入るようになり、なんとか支払うために、クレジットカードでキャッシングをするようになりました。それからは、返済をするために、キャッシングを繰り返されましたが、限度額を超え、それも出来なくなりました。
③自己破産しかないのかと思い詰める・・・・・
カードローンの返済が重くのしかかり、住宅ローンの返済が滞ってしまう状況に陥ったYさんは、次第に自己破産をするしかないのかと思い詰めるようになりました。子どもの今後のためには自己破産はしたくないという思いを持たれていたYさんは、インターネットでいろいろ調べておられました。インターネットで任意売却という方法があることを知られて、弊社にお問い合わせを頂きました。
④Yさんご家族を救うために・・・・・
早速、私たちはYさん夫婦と面談をさせて頂きました。面談させて頂いた頃にはかなりの債務があり、Yさんが支払える額ではありませんでした。私たちは、任意売却の説明をさせて頂きましたが、自宅を任意売却しただけでは生活負担が改善されないため、自宅を任意売却した後に残った住宅ローンとその他の借金をまとめて個人再生をして圧縮するために弁護士を紹介させて頂きました。Yさん夫婦は、任意売却、個人再生を進めることになりました。
⑤任意売却、その後・・・・・
私たちはYさんが任意売却したいという意向を債権者にお伝えし、交渉をさせて頂きました。Yさんの自宅は駅近で、スーパーマーケット等も近く立地が良かったので売却に向けて周辺業者への販売活動を積極的にさせて頂きました。販売開始から2ヶ月ぐらいで売却ができ、任意売却を成功することができました。売却後は、住宅ローン残債やカードローン等の債務整理(個人再生)を弁護士と進められて、債務を5分の1に圧縮をすることができたそうです。その後、Yさんは体調も良くなり、休職していた職場から転職をされ新しい職場で頑張っておられるそうです。住宅ローンと借金の返済の負担が大幅に軽減され、今では平穏な生活を取り戻されています。