管理費・修繕積立金の長期滞納
マンションの管理費と修繕積立金を長期間滞納し続けていました。というのも、給料が下がり、住宅ローンを支払うことが精一杯となっていたからです。管理組合からは、定期的に支払いの督促の連絡がありましたが、滞納をしている後ろめたさから、無視を続けました。
管理組合から競売の申立
すると突然、裁判所から競売の通知が届きました。まさか、管理費などの滞納で競売になるとは思いもしませんでした。すぐに管理組合に連絡をしましたが、滞納金の全額支払いがされれない限り、競売の取り下げには応じないとの回答でした。当時、滞納金を全額支払うお金はなく、このまま競売をむかえるのかと諦めかけていた時に、「任意売却無料相談窓口」を知り、相談しに行きました。
管理費・修繕積立金滞納の全額支払い
「任意売却無料相談窓口」の担当の方に、まず、管理組合へ競売の取り下げの交渉をして頂きましたが、やはり全額支払いが必要とのことでした。後から聞いた話ですが、競売の申立前に管理組合へ支払いに関して連絡を入れていれば、分割で支払いでの相談にのってもらえるようでした。次の手立てとしては、マンションを売却し、住宅ローンの返済と管理費などの滞納金を清算することでした。私にとって、この提案は良いものに思えました。仮に、管理費などの滞納を全額支払えたとしても、その後、マンションに住み続けることは、他の住人からの目も気になり、住みにくいと感じたからです。
滞納金を買主負担の条件をつけて販売
売却に向けて、売却査定をして頂いたところ、人気の地域のマンションということもあり、住宅ローンの残高以上での売却が見込めました。しかし、管理費などの滞納金の全てを清算できるほどの価格とはなりません。そこで、この足りない管理費の滞納金分は、買主さんに負担してもらうことを条件に設定してもらいました。そして、無事にマンションを売却することができました。