【相談の経緯】
１０数年前に、自宅マンションを購入しました。当時の収入がそれなりにあり、ボーナス払いを組み込んだ住宅ローンを組みました。仕事は順調で、収入も毎年上がり、なんの不安もありませんでした。しかし、徐々に景気が悪化し、それにともない収入が減少。数年前には、ピーク時の年収から約半分まで減少。さらに、子供たちの教育費用がかさみ、住宅ローンの支払が困難となり、自宅の売却を決意しました。
売却の相談を不動会社にしたところ、住宅ローンの残高以下の値段しかつかないことが判明。近隣に新築マンションの販売が相次いでおり、さらに売り残りまであるとのことでした。無理を承知で、不動産会社には、住宅ローンを全額返済できる金額で販売を依頼しました。
しかし、販売を依頼してから３ヶ月、まったく案内が入りませんでした。当然です、相場の価格より数百万高いのです。そんな時に、「任意売却」という売却方法を知り、任意売却無料相談窓口に相談をしました。
【任意売却無料相談窓口での対応】
Kさんから任意売却の相談を頂いた後、まずKさんのご自宅マンションの売却査定を行いました。やはり、現在の販売価格は相場よりかなり高い価格です。まずは、相場価格を算出し、Ｋさんに伝え、任意売却を用いて相場価格で売れた場合、その後どのようになっていくのかについて詳しく説明を行いました。ご納得を頂いた後、金融機関へ任意売却の申請を行いました。それから金融機関と何度かの打ち合わせを行い、販売価格を設定しました。相場より、若干高めの設定から販売開始となりました。販売開始後、以前の数百万高い価格の時に比べ、案内は多数入るようになりましたが、成約に至りません。それから1カ月が経過した際に、金融機関へ販売価格の見直しを依頼し、価格を下げることができました。すると、価格見直しから2週間で、申込が入り、無事に成約となりました。
