高齢の母のために、自宅に住み続けたい・・・・
①再雇用で収入減・・・・
東大阪市にお住まいのT様は大手企業で役員として長年にわたり勤務されていました。自宅はご自身夫婦とお母様と一緒に暮らされていました。仕事も順調で今までは問題なくローンの支払いも出来ていましたが、60歳の定年を迎え、再雇用による給与の減額がローンの支払いに影響してきました。そして、仕事は順調であり年収(ボーナスあり)が高かったT様は住宅ローンの完済を早くしたいとの想いもありボーナス払いを含めた住宅ローンを組まれていました。今後の支払いは間違いなく苦しくなってしまうことから「任意売却無料相談窓口」にお問い合わせを頂きました。
②高齢の母のために家を残したい・・・・
私たちはT様と面談をさせて頂き、ご希望、現状、家族構成等のヒアリングをさせて頂きました。T様は、高齢のお母様が同居しているため引越しをせずにこのまま住み続けたいとのご希望がありました。T様にはお近くに独立した息子様がお一人おられることを聞いておりましたので、後日息子様を含めて再度面談をさせて頂き、任意売却、親子間売買のご説明、提案をさせて頂きました。何とかT様の希望を叶えるために息子様を説得することに専念しました。
③親子間売買でT様の希望を叶える・・・・
息子様には、①売買までの期間が短くて済むことや相続の対象となる不動産を整理しやすいこと、②売却方法を自由に設定できること、③贈与税を払うよりも税金が抑えられる可能性があることなどのメリット、他の兄弟間とトラブルになる可能性がある、住宅ローンを組めない可能性があるなどのデメリットを説明し、ご理解いただいた上で、親子間売買を進めていきました。息子様の収入が高く属性も良かったため無事に住宅ローンを組むこともでき、T様の息子様へ売却を行い、住み続けられる希望を叶えることができました。
④現在の生活・・・・
現在は、息子様の協力もあり今までと変わりない生活を送られています。